土地・建物には細かな制限があります
2017年12月25日 | インスペクション, 不動産購入, 建物検査, 耐震診断
一見なにげなく建っている家にはさまざまな制限の中で建てられています。
建物を建てる時に必ず守らなければならない建築基準法があります。
単体規定
単体規定とは、個々の建築物そのものの安全性や居住性を確保することを目的に、建築物の敷地、構造、居室の採光・換気、建築設備、建築材料の品質等に関する制限や、災害危険区域、地方公共団体の条例による制限の付加等が定められています。
集団規定
集団規定とは街づくりプランである都市計画の方針実現等のため、都市計画区域および準都市計画区域内における建築物の敷地の接道義務、用途制限、建ぺい率、容積率、高さ等の制限を定めている規定です。
もし、気に入って購入した家を建て直したいと思ってもその土地が再建築不可の土地だった場合は建て直せませんし 、増築ならいいだろうと思い2階から3階にしようとしても高さ制限があり増築できないかも知れません。
また前面の道路の為セットバックを余儀なく求められ土地が削られるかもしれません。
リニュアル仲介のエージェントは、契約までにお客様の購入物件の調査をし、不備が見つかった場合はお客様に告知を致します。
後で後悔しないために専門の方にちゃんと見てもらうことをお勧めいたします。
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